●第７号
いやー。どうやら先週ぐらいから、田舎被害に遭っているようです。
『まん達』、木曜日入荷で確定のようですね。
こちとら香川県、雑誌類は発売日より１日遅れての入荷です（書籍だと２日遅れ。雑誌と書籍って、本屋的にいろいろあるのよ、分類が）。
で、これまで『まん達』は、よそと同じく発売日通りに水曜日に入っていたんですが。
前回から遅れだした。
そして今週もだ。
たぶん次の号も、木曜日なんだろうなあ。
というわけで、木・金と夜勤のわたくしは、まだテキスト開けてません。
更新は週末と思いねえ。
時は流れて、今日は２３日水曜日。ちょうど１週間が経過しました。
それでは行けるところまで行きましょう、今週のテキストです。
まず、付録。
今号は、砂目トーンがついてきました。
その後ろ側にある、ボール紙で覆われた、コレ。
それではオープン。
Ｇペンと、スクールペンがついてきましたーー。
うへえ。
分かるよ、分かる。ペン先だから、取扱注意だ、ものを破損させるわけにはいかないし、運搬途中で周囲のものを傷つけてもいけない、だから過剰なぐらいの包装で丁度いいのだろうけれど。
それにしたって、もうちょっとどうにかならないかなあ。
ボール紙と、透明袋って、厳重というほど厳重でもなく。本当に中身を保護する目的があってのことなのか。
最近よくある、雑誌のページに直接糊付けされている付録のスタイルってあるじゃない。女性誌なら化粧品のサンプルとか貼り付けてある、アレ。もっと言うなら袋とじカードとかシールとかでもいいよ。あんな感じで収まるんじゃないか？ 本の装丁からすると難しいかも知れない。じゃあさせめて、その透明袋やめて、クッションシートのひとつも敷いてみてよ。たぶんそれで、ゴージャス感が増すから。女の子にプレゼントを贈る際は、ラッピングにもこだわってみるべきですよ。世の男性は覚えておくべきです。
では本誌の内容に移りましょう。
いつものように、付録の解説から。
Ｇペンは強弱がつけやすく、キャラクターの主線を描くのに用いられるペン。
スクールペンは均一の線を描くのに適しており、背景や効果線に使うのが一般的、とな。
ところで江口は素人だから分からないんですが。
これら、ペン軸って同じでいいのん？
とりあえず今は１本しかない。だから、これまでのテキストを使って練習しろと言うなら、毎度毎度付け替えなければならない。あのインクでぎっとりのペンを触るのか、手が汚れるなあまた。
砂目トーン（砂トーンとも）の使い方。
服や自然物につかうといいよ、と。でも逆に人間の皮膚にあたる影なんぞに使うと地味な印象になるから注意だ。なーるほどー。
はい、次は絵の描き方一般講習ね。
前回の、小首かしげて笑っている女と、男全身図のそれぞれの次の手順と、今日は新しく、女性の手を描いてみましょう。
ポイントは。
①２０代の女性の手である。
②既婚者である。
③温かみのある存在感。
言い方変えてきやがった！！
てゆうか「ポイント」というからには、もっと具体的なものを指さなければいけないだろうに。
「手を描くときのポイントは関節の位置を揃えることです」「中指を真ん中にすることです」「女性の指は細く描く」「皺を多くすると年配者の手になります」みたいな。なんだよ温かみって。顔も手も温かみか。そうだよな、体温あるんだからな。
はい、そんなわけでレッスンレッスン。
『手の形で性別、年齢、体型などを表現しましょう。また、ツメの形や指輪で、職業や生活環境を表現することもできます』
そうしてサンプルにある手の形は、シンプルな指輪を付けた、濃い色のツメをした筋張った手。
４０代の手に見えるんですけど。
ところで思ったな。このテキスト、サンプルが少ないな。
全６０号で、もう１０分の１が終わったところ。このあと、色の塗り方やパソコンでの描き方なんかの内容が増えていくことを考えれば、いつまでも手のアップばっかりは描かないだろう。今回の女性の手レッスンは、今回だけで終わりと考えて間違いはないと思う。
なのに説明が、ひとつのサンプルと文章での説明で終わりかよ。
きっちりしたサンプルじゃなくても、参考コラム程度のところでいいから、『指を短くして子供の手』『ネイルアートを施したオシャレな手』『派手な指輪を付けてマダムのように』って、その「表現の変化」を見せてみろよ、と。
ともあれ描いてみます。
いつものようにアタリをとって、十字線を引いて関節のところに○を書いて、ありゃこりゃさっさーっ、と。
描けないにもほどがある。
はい、小首かしげた笑い女と、学ランの直立男の仕上げは無視して、『ストーリーから会話へ』のコーナーに移りましょうー。
本日は、キャラクター設定についてです。おおー。
懐かしいなあ。こんなの、いっぱい書いたなあ。
オリジナルキャラだけはどんどん出来るんだよね。で、誰に聞かれてもないしどこかで使うわけでもないのに、設定がぎっちり詰まっていくんだわ。しかも、「このキャラクターは、バスケットボールをしているからやや長身めで、体重も重く」なんてのじゃなくて、「やっぱり１８０センチ以上あったほうがカッコいいよねー」という、己の好みだけで設定を決めたものよ。思い出すと恥ずかしいなあ。
と思いながら。サンプルのキャラ表を見てみます。
設定項目。
名前／年齢／性別／生年月日／星座／血液型／視力／身長／体重／利き腕／国籍／出身地／趣味／特技／職業／自動車免許／性格／長所／短所／クセ／容姿／健康状態／家族構成／配偶者／恋人／好物／嫌いなもの／得意な料理／好きな映画／好きな場所／年に行く旅行の回数／好きなスポーツ／平日の行動パターン／休日の行動パターン
ごめん、さすがにわしも、ここまで考えたことは無かったわ。
じゃあ負けじとわたくしも、設定を考えてみます。
練習用に、男女それぞれ一人ずつのキャラ表が空白で用意されています。設定を考えやすそうな、女の子をチョイスしてみます。
 |
|
とまあ。ざっと考えてみました。
全体的に田舎臭い子というイメージです。ちなみに、江口の住んでいるところもたいがい田舎です。ディスコなんぞありません。
なんで田舎臭い子かというと。サンプル絵が。
いやね、単にチークだと思うんですが、頬にトーンを貼ってるんですよ。そしてぽってりした唇。
『トレンディ』じゃないなあ、という印象を抱いたもので。いや、逆に『トレンディ』なのか、平成の今の時代だと。
あと関係ないんですが、江口は一般的な名前を付けるときに何でか『伊藤』が多い。
あとはまんがフォーラムで、デフォルメを説明して終わり。
んじゃ８号に進みましょうか。
