テキストとは関係ない話題があったら、ちょこちょこ書きまス。 今回は何の話かというと。
クイズ。これは何でしょう。
おうちの人といっしょに見てニャー。
正解。
まんがの描き方通信講座の資料でしたーーー。
先日から、『まん☆たつ』をスタートさせた江口でございます。 職場(本屋)にて。その日はちょうど、『ちゃお』『なかよし』『りぼん』の発売日で、女の子達がそれらを持ってレジに並ぶ、忙しい日でした。バーコードは裏面にあります。なのでそれらが持ち込まれるたび、ひっくり返して、裏表紙をみて、レジをぴよぴよ打っていたのですが、ふと思った。 『ちゃお』の裏表紙広告。 ユーキャンの、ラブリーイラスト講座の広告でした。
『まんがの達人』は、他の教材と比べてどうなのか!?
疑問に思ったら動くのが江口。 なので早速、調べてみることにしました。
残念なのは、ユーキャンの講座は、『イラスト』であって、『まんが』ではない。ならば、まんがを教えている通信講座は無いものか、と、ネットで検索、検索。スクールはどんどんひっかかるんだけど、通信講座はない。商業誌で単行本も出した漫画家個人による個別指導ってのはあったけど(しかし2006年の時点でサイトの更新が止まってた)。 なんだかんだで、見つかったのは1箇所。
東京カルチャーセンターです。 いやさ、他にもあるにはあったんだけど、企業的なところじゃないと、資料請求もしづらいし。個人でやってるところってのは、敷居が高すぎて。 というわけで、気楽に資料請求が出来そうな、この2社から送ってもらいました。
詳しく知りたい方は、ご自分で資料を取り寄せていただくとして。 ざっと、ご説明致します。
まず、ユーキャン『ラブリーイラスト講座』。
おんなのこやどうぶつの可愛いイラストが描けちゃう講座です。「イキイキと学びながら、お子様の独創性が育ちます」だそうです。テキストはなぞり式。600種類以上のイラストを用意してあって、それをひたすらなぞっていくようです。テキストに出てくる感じには全部ふりがなも振ってあって、ちびっこ達でも楽々簡単☆ プロの先生のお手本は、見てるだけでワクワク☆ 教材は、鉛筆・消しゴム・耐水性ペン・色鉛筆・マービーマーカー・テンプレート・筆・パレット・カードセット、他。 もちろん、通信講座なので、8回の添削があります。更に最後の2回では、自分の描いたイラストが、ポストカードやバッチといったオリジナルグッズに加工されます。ステキー! そしてお値段は。一括だと29,000円。分割なら月々1,980円の15回で29,700円です。
続きまして同じくユーキャン、『イラストレーション講座』。 全く主旨と違っているので必要は無かったのですが、一度の請求で2講座まで選べるので、つい。 こちらは大人向け。絵てがみ講座みたいなノリです。 付いてくる教材は、ガッシュ(12色)・パステル(12色)・色鉛筆(12色)・カラーインク(12色)・マーカー(油性6本)・ペン(4本)・筆(3本)・パレット・梅皿・筆洗・用紙(ケント紙・PMパッド・BBケント紙・キャンソン紙)・ボード(キャンソン・ミューズタッチ)・トレーシングペーパー・鉛筆(6本)・定規(30センチ)・溝引き棒・定着液・練り消しゴム・ドラフティングテープ・スポイト・インスタントレタリング、だそうです。さっきのラブリーイラストと比べて、詳しく書いてます。さすが大人向け。 添削は全6回。お値段は画材付きだと、一括・47,000円、分割2,980円×16回=47,680円。画材無しだと、一括・35,000円、分割2,980円×12回=35,760円でした。
では次、本題。 東京カルチャーセンターの楽学ネットでは。 『マンガ家通信講座』と『少女まんが通信講座』とあります。やはり少女漫画って、独特の世界なんだろうな。
その、『少女まんが通信講座』から見てみましょう。
資料は、折りたたみの1枚広告でした。なんて言うか、見づらい。 レッスンDVDと、テキストが5冊が基本教材です。練習用シートではトレースを推奨しています。画材(つけペンセット・インク・ホワイト・トーンナイフ・スクリーントーン)ももちろん付いてくる。プロの漫画家さんも実際に使っているものばかりですっごく描きやすいから、上手さも3割増ってカンジィ? テキストはもちろん、まんがで読みやすい! 豪華執筆陣は、辻本めぐり・紫室みずき・前崎彬・Mr.黒猫・羽柴麟、と5人の先生が名前を連ねていらっしゃいます。 資料到着から20日以内に申し込みの生徒に限り、特典がいっぱい! まずは入会金3,000円が免除! 受講費は後払い! 受講費の長期分割払い! 受講期間の半年間無料延長! 入会記念のプレゼント贈呈!! こりゃあもう、急がなくっチャ! で、お金の話な。添削は全5回。一括が28,800円、分割が1,980円×15回=29,700円だ。 さらに嬉しいことに、受講生のための投稿誌を刊行してますのよ。いち早く雑誌掲載の喜びが味わえること間違いナシ。デビュー前でも雑誌に乗せちゃおう☆
で、続いて『マンガ家通信講座』ね。 内容はほぼ同じですが、『少女まんが−』に比べて資料が見所満載です。特に、受講生のコメント紹介で、受講前→受講後の比較はいろいろと味わい深いので、ぜひ見てみることをオススメします。 ただこっちは、関与しているスタッフの名前が分かりません。あと、値段がこっちの方が高い。一括は同じなんだけど、分割が2,500円×12回=30,000円になってる。なんで。
以上。 『まんがの達人』と比べてみてどうか、という命題に対しては。ま、こんなもんだろう、ということで。 添削とかあるぶん、やっぱりこっちの方がオトク感はあるな。ちなみに、通信講座の課題を郵送するとなると、郵送代がちょっと安い(規定がどうなってるのかは知らないので、調べてくれ。少なくとも江口はユーキャンの筆ペン講座では安かった記憶が)。 しかしまあ、分冊百科ってのは、ちまちまコレクションしていくところにこそ醍醐味があるのだから。コレクションアイテムと通信講座。純粋に比較するものじゃないのでね。
何かの参考にどうぞ。
|